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URABUS編集部が勝手に厳選!植物を楽しむのにオススメしたい日本全国の山&ルート・ベスト3

URABUS編集部が勝手に厳選!植物を楽しむのにオススメしたい日本全国の山&ルート・ベスト3

桜も散り、お花見はもう終わりだ~と思っているみなさん!

山に咲く花は、これからが本番ですよ!雪解けを迎えた5月から、9月のあいだに山の花は次々と咲き、花のリレーを繰り返します。ここでは、5月から6月に花が楽しめる山とおすすめルートを紹介します。今回は動植物インタープリターの奇二正彦さんに、山で花を楽しむためのコツを教えてもらいました。

「暖かくなって昆虫が出てくると、花粉を運んでもらうために、花が咲いてきます。花が美しく咲き競うのは、昆虫にアピールをするため。人間が見てもキレイな花は、昆虫から見ても魅力的なんですよ。山を歩きながら花を探すコツは、花が生えやすいポイントを知ること。登山道の脇、渓流沿い、巨木が倒れている場所は、空が見えて日が差すので山野草を見つけやすいです。登山前にはビジターセンターやHPから花の最新情報をチェックするのも大切です。コツや情報をつかんで、お花見登山をより楽しんでください」(奇二さん)

1.天城山

(静岡県/おすすめ時期:5月)

樹林帯を散策しながら天城ならではの風土を感じる

天城山ハイキングのなかでも人気の八丁池を目指すコースです。スミレの仲間やキランソウなどの野草が登山道沿いに咲く、新緑のブナ林を歩いていきます。向峠をすぎると、左手の沢沿いにはヒメレンゲの群生や、白い可憐なタニギキョウが。途中、天城のワサビ田を見られるのも魅力のひとつ。また、伊豆半島のブナは雪の影響がなく、細長い東北のブナとはひと味違います。幹がとても太いので注目して見てください!

▲八丁池周辺で多く見られるアセビ。ハチやアブが蜜を食べにやって来ます。

▲向峠を越えると、関東の春の山を彩るトウゴクミツバツツジに出合えることも。

▲「天城の瞳」と呼ばれる八丁池。今回のコースは、新緑と山の花が美しい5 月がおすすめです。

●おすすめコース
天城峠バス停→40分→天城峠→30分→向峠→1時間→八丁池→1時間20分→向峠→50分→天城峠バス停

●アクセス
公共交通機関/行き:伊豆箱根鉄道・修善寺駅より東海バスで約45 分(1,090円)。帰り:伊豆箱根鉄道・修善寺駅より東京駅までJR特急踊り子号で約2時間10 分(4,190円) 。マイカー/東名高速道路・沼津IC から国道136号線、国道414 号線で約1 時間30 分。水生地下に駐車場あり(約10台、無料)

 

2.乳頭山

(秋田県/おすすめ時期:6月)

登山道を彩るお花と下山後の温泉がお楽しみ

このルートの魅力は、秋田駒ヶ岳に勝るとも劣らぬ山野草。登山口近くにはショウジョウバカマ、登山道の脇にはチングルマやイワカガミなど、可憐な花が咲き誇っています。雪が残っていれば、ブナの巨木から雪が溶けて地面が見える「根開き」のようすを発見できるかも。そんな地面に咲く、キクザキイチゲなどの野草を発見する喜びも格別です。ゴール地点には黒湯温泉があるので、歩くモチベーションも上がります。

▲キクザキイチゲは落葉広葉樹林の林床を好み、春に花を咲かせます。

▲里地から亜高山帯まで、湿った場所で見られるショウジョウバカマ。

▲まだ雪が残る乳頭山。お薦めのこのルートは風情ある黒湯温泉の宿集落を通ります。

●おすすめコース
黒湯温泉駐車場→2時間30分→乳頭山→2時間30分→黒湯温泉駐車場

●アクセス
公共交通機関/行き:JR 田沢湖駅より羽後交通バス・乳頭線乳頭温泉郷行きで休暇村前バス停まで約50 分(820 円)。そこから黒湯温泉駐車場まで徒歩約20 分。帰り:JR 田沢湖駅から秋田新幹線・大曲駅までJR 田沢湖線で約50 分(670 円)。マイカー/東北自動車道・盛岡IC より約1時間。黒湯温泉に駐車場あり。(約25 台、無料。宿泊・日帰り利用者のみ利用可)。5月初旬頃まで残雪あり。

 

3.森吉ブナ林

(秋田県/おすすめ時期:6月)

太古の森で出合う、美しいブナ林と希少動物

この森は、ブナをメインに、ホオノキ、ミズナラ、トチノキなどの落葉広葉樹の原生林が広がっており、人の手がほとんど入っていないため、森の最終形態である「極相林」を見られる貴重な場所。また、ブナ林としては珍しく平地が続くので、雪解けシーズンになるとモリアオガエルなどが生息する小さな池や湿地が森のなかにたくさん出現します。運がよければ、クマゲラという日本最大のキツツキにも出合えるかも!?

▲6 月初旬に見られる新緑のブナ林が美しい。豪雪地帯のブナは細長く、葉が大きいのが特徴。この森には、樹齢200~300年のブナも!

▲6 月初旬頃、雪解けの地面から出てきたブナの芽。ここから年月をかけて大きな木になります。


▲暗い森林の落ち葉の中でよく見られる、ギンリョウソウ。自分で光合成をせず、緑色の色素をもっていないため、白い色をしている。

●おすすめルート
森吉山野生鳥獣センター→10分→立川橋→45分→桃洞・赤水分岐→20分→桃洞滝→1時間5分→立川橋→10分→森吉山野生鳥獣センター

●アクセス
公共交通機関/行き:秋田内陸縦貫鉄道・阿仁前田駅からタクシーで約1 時間。帰り:秋田内陸縦貫鉄道・阿仁前田駅より秋田新幹線・角館駅まで秋田内陸縦貫鉄道急行で約1 時間20 分(1,660 円)。マイカー/東北自動車道・盛岡IC より約1 時間30 分。森吉山野生鳥獣センターに駐車場あり(約50 台、無料)。5 月下旬頃まで残雪あり。

 

写真:奇二 正彦
URABUSUサポーター 松尾 綾

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